対談  侑希×稟音


vol.1 『お互いの第一印象』


侑希(以降Y)■:じゃあまず私から。稟音の第一印象は、大人しそうな子だなぁって思った。

稟音(以降R)■あ〜なるほど(笑)侑希の第一印象はね、一言で言うと「青空」みたいな人、かな?
席が遠かったから一緒に帰るまでは明るい人だなぁ〜って印象だけでよく分からなかったんだけど、初めて一緒に帰った時、自分の夢をしっかり持っててそれに向かってまっすぐ歩んでるんだなぁ〜って知って…。
その当時はっきりした夢を持って無かった私には凄く輝いて見えたのね。それが澄んだ青空のようで…。だから第一印象は「青空」なの。

Y■うわ、超恥ずかしい!そんな風に感じてたんだ…(汗)
でも、あの時は最初仲良くなったグループの子達と価値観の違いが出てきて、居心地が悪かった時期でさ。
初めてまともに喋った時あぁ、自分の居場所はこっちなんだって感じたんだ。

R■そうだったんだ〜。何かそう言われると嬉しいなぁ(喜)でも、私もあの子達は苦手だったよ。
それにしても、私たちすぐに意気投合したよね(笑)


Y■確かに(笑)超早かったよね〜(^w^)価値観が似てるのかな?性格は真逆なのにね(笑)

R■性格真逆かなぁ〜?(笑)でもさ、価値観とか思考的なところは似てるよね(^ω^)

Y■真逆だべ(笑)稟音は慎重に、あらゆる可能性を想定しながら進むじゃん?私は猪突猛進タイプだもん(笑)価値観は似てると思う。
だから何となくこれをあげたら喜ぶかな〜ってわかっちゃうのは、自分でも凄いと思った。
…恋人同士かっ(笑)


R■あははっ(^∀^)それだけ似てるって事だよ〜♪私たち絶対前世からの付き合いだよね(笑)

Y■私もそう思う(笑)だって最初から初めてあった気がしなかったもん!

R■だよね!最初会ったとき、再会!って感じだった!(笑)

Y■あれは不思議な感覚だったなぁ…(笑)で、クラス分けの時同じクラスになって、やっぱりなって思ったよ。

R■だよね(笑)まさに運命!的な(^ω^)

Y■運命言っちゃった(笑)でも確かにそう感じることもあるかも。

R■でしょ〜?こうやって振り返ってみると私達の出会いってやっぱ必然だったんだな〜って思うよね(笑)

Y■うん、必然だね!こんな扱いにくいのに傍にいてくれてありがとう☆

R■いえいえ〜(*^ω^*)こちらこそ、こんな私とずっと一緒にいてくれてありがとう(^∀^)ノ感謝してもしきれないくらい感謝してるよ〜♪

Y■ほんとありがとね☆これからも宜しくなのです!

R■こちらこそありがとうっ(^∀^)ノこれからも宜しくね〜♪


〜end〜








vol.2『お互いの夢について』


侑希(以降Y)■私の夢はもちろんラノベ作家〜。

稟音(以降R)■侑希の作品って読みやすくて好きだな〜(*^ω^*)
私の夢は有名な人形作家になることかな?そのほかにもガラス細工とかで綺麗なものを作ったり、詩集も作ってみたり…。
あと、ファッションブランドも作ってみたいと思う(笑)

Y■稟音は夢が多いね。でも、かなえられそうなイメージが(笑)

R■まじで!?そういってもらえるとめっちゃ嬉しいよ〜(≧ω≦)

Y■私、稟音の作る人形は好きよ↑ガラスのも凄い綺麗だし。

R■ありがとう〜(*^▽^*)超嬉しいよ♪私も侑希の小説はすごく好き↑ストーリーはもちろん、登場人物がめっちゃ良い(´ω`*)

Y■ありがとぉ↑そう言ってもらえると嬉しい!稟音の人形はさ、夜中とかに動いてそうだよね←

R■いやいや〜(^◇^;)そんなことはないよ(笑)あ、でもギャラリー開催中に他の作家さんの人形が動いたって話は聞いたことあるよ(^_^;)

Y■Σ( ̄○ ̄;)まじか!それはある意味ホラーだね。

R■でしょ?まぁ、滅多にないことだろうけどね(^_^;)

Y■わかんないよ?ほら、3月11日(東日本大震災)自分で逃げたって言ってたし。

R■あ〜、確かに(苦笑)上手い具合に降ってきた鉢植え避けたよなぁ(^ω^;)でも逃げたのは一人だけだったよ〜(^▽^;)ノ

Y■いや、一人だけでも避けたらホラーだからね?!それ聞いたら誰だって意志があると思うでしょう(笑)

R■それもそうだね(笑)動きはしなくとも人形にはそれぞれ魂が宿ってるんだと思う。

Y■それはよく言うよね。夜中に密談とかしてそう(笑)

R■まじか(苦笑)私さ、人形作家の天野河淡先生が言ったみたいに愛されるだけじゃなくて、自ら人を愛せる子になってほしいっていう思いがあってさ。愛する事が出来なければ、永遠に時に置き去りにされてしまうから…。

Y■あー…確かにそれはあるかも。心を込めて作るって点は小説にも言えることだね。

R■そうそう(^ω^)やっぱ作品を作り出す人は自分の世界観を表現するのは勿論だけど、作品を見た人に感想を貰うだけじゃなく自ら問いかけたり訴えかけたり出来るようなものを作らなくちゃいけないと思うの。そして作り出された作品にとっても居心地の良い立場にしてあげたい。
最初はフルオーダードールも良いかなって思ってたのね。でもそれは自分の技術を提供しただけで形だけの心のない人形になってしまう。
自分のイメージ(世界観)や気持ちを素直に注いで初めてその人形に心が宿ると思ってるから、それが出来なければ必然的に私の子ではなくなるし、もし依頼人の気持ちがその子から離れてしまったら結局誰の子でもなくなってしまう。この手で作り出す以上、永遠に親のいない子にはしたくないから…。やっぱり、造形家としても自分の作りたいものを作っていきたいと思うの。


Y■親が居ない作品はただの器になっちゃうもんね。私もそんな作品は作りたくない。
想いとか、伝えたいモノが相手に伝わるよう日々精進しなくちゃ!


R■そうだね。人形は死が許されない存在だから、永遠の未来をずっと孤独に生きていかなくてはならないような子にはしたくないんだ(>△<)
勿論小説も論外じゃない。作品に魂を宿し心を燈すということは作家の使命なんだと思う。
そして、それこそがもの作りの楽しいところでもあり、大変なところでもある。どうしても技術じゃカバーできないからね(苦笑)だからメンタル面でも強く生きなくちゃ!


Y■メンタルは大事だよね。何事も弱気に、後ろ向きに考えてたらうまくいくはず無いもん。あとは支えてくれる人が居るから作品が成り立つんだと思う。

R■うんうん(^▽^)作品は気持ちを取り込みやすいからマイナスな気持ちのまま作ると負のオーラ溢れる作品になっちゃうよね(苦笑)
そして、支えてくれる人達の喜ぶところや感動するところを思い浮かべながら作ればどんな作品でも、自然と暖かさのある作品になるんだと思う。
それが人を愛し、人から愛される作品になる要因の一つなのかもしれないね(*^ω^*)


Y■マイナスな雰囲気漂う作品なんて見たくないよね↓暖かみがある作品を目指したい。

R■うんうん♪触れた人全員に幸せを齎せるような作品が作れる作家になりたい☆

Y■私も!そんな作家になれるよう頑張る!

R■うん!お互い頑張っていこうね↑↑↑

Y■うん、頑張ろう!


〜end〜